今年は都立定時制高校四校が閉校する予定であるそうです
今年は都立定時制高校四校が閉校する予定であるそうです:
おときた議員が、定時制・三部制高校への訪問をブログで紹介しています:
おときた議員の三部制高校への訪問時刻は、写真に写っている壁時計によると8時半頃で、朝か夜かは不明ですが、訪問時刻によって、通っている生徒の層は、変わってきそうです。
生徒や卒業生は、どんな人たちで、どれくらいの人数で、教育を維持する予算はどれくらいで・・といったことがわかると、さらにイメージがわきます。東京オリンピックに費やす予算があれば、都内の定時制高校を1000年維持してもまだあまる、なんて目安がわかれば、説得的ですよね。
教育制度全体の再設計、といったものはいずれはあったほうがよいと思うのですが、とにもかくにも現在機能している教育のセーフティネットというものとして、定時制高校があるならば、私はその縮小廃止は、反対です。
いわゆる義務教育(あるいは教育を受ける権利の対象)は、中学校まででは短すぎて、現在では少なくとも高等学校にまで及ぶと考えてもよいと、私は思います。現在の大学制度を維持したうえで、大学全入にする価値はないとは思うのですが、社会の成員となるために、やっぱり高等学校までは、社会の責任で機会を与える制度にしなければならないと思います。
ただ、私は単に理念的に言っているだけで、定時制高校の現状を知っているわけではないので、どんな人が通ってどんなふうに活用されて、どんな規模の予算が必要となるか、知りたいですね。(ま、自分で調べればよいことなのですが。)
東京新聞の記事では来日外国人が紹介されていますし、私が想像しているような定時制高校からは全く思いもよらない実像であるのかも知れません。。