舛添知事の海外出張費
おときた議員が、舛添知事の海外出張費を、公文書開示請求して、その結果を、ブログで公開しています：
情報開示請求って、こんなに黒塗りだらけになるんですね。こんなに黒塗りできるなら、開示請求されても怖くないですね。黒塗りできる妥当な理由は、誰がどのように決めて、その妥当性は誰がどのように判断するのでしょうか・・
議員と議会の本分は、立法（条例）と予算を通じた行政のチェックとコントロールですから、おときた議員の追及は、自然なことです。でも、議員であっても開示を拒まれて、市民（都民）と同レベルの情報開示請求しか、入手手段がないとなると、なんだかおかしなことですね。
情報開示請求に至った経緯はこちらです：
率直なところ、海外出張費５０００万円は、東京都の予算としてはごく少額だと思います。だから、この予算そのものの使途は、実のところ、あんまり気になりません。
しかし、あらゆる予算について、議員が質問したり、情報開示請求することはできないのですから、それでも都民（納税者）が、行政をチェックしコントロールするには、たまたま議員に質問された場合には答えなければならない、誰かが情報開示請求をしたら明るみにでてしまう、という緊張感が、必須です。
恣意的に情報を隠せる現状はおかしいですね。舛添都知事が改革者になってくれるのであれば、個別具体的な政策の充実ではなくて、都民（納税者）が行政をチェックしコントロールできる仕組みを、見直して欲しいですね。
